【新唐人2013年12月4日付ニュース】12月1日、イタリア中部のプラートにある中国系衣料品工場で火災が起き、宿舎に住んでいた中国人従業員11人のうち、7人が死亡しました。今回の火災で、プラートで働く中国系移民の劣悪な労働環境が、改めて関心を呼んでいます。
現場では、焼失した建物が無残な姿をさらしていました。
今回の火災では、建物の天井まで崩れたため、多くの犠牲者が出ました。
工場内には燃えやすい衣料品が大量にあったため、火の勢いはなかなか収まらず、お昼頃、ようやく消し止められました。
地元住民 ブルーノ・ガルディーノさん
「犠牲者に哀悼の意を捧げます。でも このような状態は続けてはなりません。違法雇用をやめるべきです。悲惨なことが起きても、皆 無関心です」
中国系移民が多く住むプラートは、人口20万人のうち、中国系が1万5000人に上り、中国系企業も4000社を超えます。
だ、多くの中国系工場は不法移民を雇い、劣悪な環境で働かせ、彼らを命の危険にさらしていると言われます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/03/atext1016416.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/工)